この記事では、auの最新料金プランを詳しく解説します。
2020年12月にドコモからahamoが発表されてから、スマホ業界は価格競争が激化しました。
auも2021年3月から新プラン「使い放題MAX」や「povo」をスタートさせました。
これからauへの乗り換えを考えている方もauを使い続ける方も、この記事で新プランの内容をチェックしてください!
auの新プランのチェックポイン
- auの料金プランは4G LTE用と5G用に分かれている
- メインはデータ量無制限の使い放題MAX
- 金額は4G LTE用と5G用で違いがない
- auのサポート不要ならpovoが1番高コスパ
- 小容量はUQモバイルに任せた感じ
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auの新プラン概要
まずは、auの最新プランの内容をチェックしましょう。
auの従来プランでは、データ量無制限の「データMAX」を売りにしていました。
新プラン「使い放題MAX」もデータMAXと同様に、“データ量無制限” であることが最大のメリットになています。
また、オンライン専用プラン「povo」は、2021年9月29日から「povo 2.0」になり、それまでのpovo 1.0とは全く別物の料金体系になっています。
auの料金プラン
- 使い放題MAX 5G
- 使い放題MAX 4G
- ピタットプラン 4G LTE
- ピタットプラン 5G
- povo 2.0
使い放題MAXについて
使い放題MAXは、4G LTE用と5G用にプランを分けているのも従来プラン通りです。
しかし、ここ最近の料金値下げ合戦の影響を受けてデータMAXより安くなり、さらに4G LTEも5Gも同等プランは同じ料金で提供されています。
4G LTE用の新プラン
月額料金 | データ量 | テザリング制限 | |
---|---|---|---|
使い放題MAX 4G | 7,238円 | 無制限 | 上限30GB |
使い放題MAX 4G Netflixパック(P) | 8,338円 | 無制限 | 上限60GB |
使い放題MAX 4G テレビパック | 9,108円 | 無制限 | 上限70GB |
ピタットプラン 5G | 0〜7GB | 2,178円 〜4,928円 | 上限7GB |
5G用の新プラン
月額料金 | データ量 | テザリング制限 | |
---|---|---|---|
使い放題MAX 5G | 7,238円 | 無制限 | 上限30GB |
使い放題MAX 5G with Amazonプライム | 8,008円 | 無制限 | 上限60GB |
使い放題MAX 5G Netflixパック(P) | 8,338円 | 無制限 | 上限60GB |
使い放題MAX 5G テレビパック | 9,108円 | 無制限 | 上限70GB |
使い放題MAX 5G ALL STARパック | 9,988円 | 無制限 | 上限80GB |
ピタットプラン 5G | 0〜7GB | 2,178円 〜4,928円 | 上限7GB |
auの新プランは使い放題なだけあり、パッと見た限り料金が高く感じますよね。
しかし、各種割引はしっかり利用できるため、家族での利用やauひかりの利用でずっと割引が受けられます。
また、従来プランのような期間限定割引がないため、初めだけ安くて結局高くなるということもありません。
auの新プランで押さえておきたいポイントは次の通りです。
使い放題MAXのポイント
- 同等プランは4Gも5Gも同じ料金でデータ量無制限
- 映像サービスセットはテザリング容量が増加
- 家族割プラスやauスマートバリューに対応
同等プランは4Gも5Gも同じ料金でデータ量無制限
auの料金プランは、4G・5Gのどちらもデータ量無制限が基本となっています。
また、映像サービスがバンドルされたプランも用意されていて、スマホで動画視聴する方はお得に使える可能性もあります。
従来プランは5Gの方が4Gより少し高かったので、5Gスマホを利用している方は新プランの方がお得に利用できますね。
映像サービスセットはテザリング容量が増加
使い放題MAX各プランは映像サービスがセットになった派生プランが提供されています。
一見すると映像サービスに興味がない方にはメリットが無いように感じますが、実は映像サービスセットプランの方がテザリング容量が多くなっています。
スマホでテザリングする機会が多い方の場合、テザリング目当てに映像サービスセットプランを選ぶ方がいいかもしれません。
家族割プラスやauスマートバリューに対応
使い放題MAXは、従来プランと同様に家族割プラスとauスマートバリューの割引が受けられます。
また、毎月の利用料金の支払いをau PAYカードに設定すれば、au PAYカードお支払い割の110円割引が適用されます。
使い放題MAX 4Gと使い放題MAX 5Gの基本プランに各種割引を適用させると次の通りです。
使い放題MAX 各種割引後の料金 | |
---|---|
利用料金 | 7,238円 |
家族割プラス (3人以上の場合) | 1,100円割引 |
auスマートバリュー | 1,100円割引 |
au PAYカードお支払い割 | 110円割引 |
割引後の料金 | 4,928円 |
5,000円以下でデータ容量無制限で使えるので、スマホで動画や音楽をたっぷり利用するなら使い放題MAXがぴったりですね!
ピタットプランについて
ピタットプランは、利用したデータ量に応じて毎月の月額料金が変動するプランです。
ピタットプラン 5Gの料金
データ量 | 月額料金 |
---|---|
0〜1GB | 2,178円 |
1GB〜4GB | 3,278円 |
4GB〜7GB | 4,928円 |
auピタットプランは7GB以上使うと最大128kbpsまで通信速度が遅くなってしまいます。
最大128kbpsまで遅くなると、まともに検索もできません。
とはいえ、ライトユーザー層のデータ量消費は3GB前後なので、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。
ただ、動画を視聴しながら寝落ちなどうっかり使いすぎないように注意が必要ですね。
povo 2.0について
povo 2.0は、基本使用料0円で、データ量から通話オプションまで全てトッピング(都度課金)するスタイルの料金プランです。
基本料金0円のままでは、最大128kbpsの低速通信しかできません。
そのため、まともに使うならデータ量のトッピングは必須と言えるでしょう。
povo 2.0のデータ量トッピング料金
トッピング (有効期限) | 料金 |
---|---|
データ使い放題 (24時間) | 330円/回 |
データ追加1GB (7日間) | 390円/回 |
データ追加3GB (30日間) | 990円/回 |
データ追加20GB (30日間) | 2,700円/回 |
データ追加60GB (90日間) | 6,490円/回 |
データ追加150GB (180日間) | 12,980円/回 |
5分以内通話かけ放題 | 550円/月 |
通話かけ放題 | 1,650円/月 |
スマホ故障サポート | 830円/月 |
DAZN使い放題パック (7日間) | 760円/回 |
smash使い放題パック (24時間) | 220円/回 |
トッピングは1ヶ月単位だと、ドコモのahamoやソフトバンクのLINEMO(20GB)と同じような金額になります。
しかし、データ追加150GBで6ヶ月分まとめてトッピングすることで、毎月25GB使えて2,163円まで安くなります。
povo 2.0はauのサポートがないことには注意が必要ですが、上手に運用すれば高コスパなスマホ運用ができますね!
auスマートバリュー対象のネット回線について
使い放題MAXやピタットプランは、auスマートバリューで550円〜1100円の割引が適用されます。
au公式サイトでもauスマートバリューありきの金額提示をしているので、対応するネット回線はぜひ利用しましょう。
auスマートバリューに対応する主なネット回線は次の通りです。
auスマートバリュー対応光回線
- auひかり
- So-net光プラス
- BIGLOBE光
- J:COM
上記のネット回線のうち、auひかりはKDDIが自社提供しているネット回線です。
通信速度が速くて安定性が高いことで、速度重視の方に人気があります。
auひかりの提供エリアにお住まいなら、基本的にauひかりを選ぶのが1番いい選択になるでしょう。
一方、So-net光プラスとBIGLOBE光はNTTの光回線を利用した光コラボレーションです。
回線品質はNTTのフレッツ光と同等で、かつフレッツ光や他の光コラボから工事不要で乗り換えできます。
また、auひかり未提供のエリアでも、光コラボは契約できるケースがほとんどです。
auひかりが提供エリア外なら、So-net光プラスやBIGLOBE光も検討するといいでしょう。
参考1:auひかりの月額料金
戸建て | マンション (タイプV) |
|
---|---|---|
1年目 | 5,610円 | 4,180円 |
2年目 | 5,500円 | |
3年目 | 5,390円 |
戸建ては基本的に3年契約で、1〜3年目までは毎年月額料金が少し安くなります。
一方で、マンションは物件が対応する配線方式により月額料金が決まります。
上記の表では1番対応マンションが多いVDSL方式を例にしていますが、配線方式によっては月額料金が高くなる可能性があります。
いずれにせよ、auひかりの月額料金は光回線としては一般的な金額です。
独自回線を利用しているため、フレッツ系のネット回線より通信速度が速くなりやすい特徴があるため、auひかり提供エリア内の人はauひかりを選んで問題ないでしょう。
参考2:So-net光プラスの月額料金
戸建て | マンション | |
---|---|---|
開通月 | 3,300円 | 3,300円 |
24ヶ月まで | 3,780円 | 2,780円 |
25ヶ月目以降 | 6,138円 | 4,928円 |
So-net光プラスは開通から2年間は月額料金の大幅割引が受けられ、割引額を合計すると約7万円とかなりお得です。
また、So-net光プラスは公式サイトだけでなく代理店でも申し込みできます。
代理店は独自キャンペーンを行っているところが多く、公式サイトよりお得に契約できるでしょう。
2021年4月現在、お得にSo-net光プラスを申し込める代理店は以下の通りです。
So-net光プラスおすすめ代理店
代理店 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
株式会社NEXT | 30,000円キャッシュバック | 25,000円キャッシュバック |
BIGUP株式会社 | 30,000円キャッシュバック | 25,000円キャッシュバック |
ライフサポート株式会社 | 70,000円キャッシュバック | 65,000円キャッシュバック |
代理店によってキャンペーン内容は異なりますが、最大70,000円キャッシュバックとかなりお得です。
参考3:BIGLOBE光の月額料金
戸建て | マンション | |
---|---|---|
1〜12ヶ月目 | 3,850円 | 2,750円 |
13ヶ月目以降 | 5,478円 | 4,378円 |
BIGLOBE光は公式キャンペーンで月額料金の大幅割引かキャッシュバックが選べます。
上の表は月額料金割引を選択した場合の月額料金です。
キャッシュバック特典を選ぶと月額料金の割引はありませんが、キャッシュバック金額は35,000円と非常に高額です。
また、どちらの特典を選んでも工事費実質無料特典があります。
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ライトユーザーはUQモバイルもあり
ここまで解説したauの料金プランは、中容量〜大容量を使いたい方ならぴったりなプランだと感じるでしょう。
しかし、あまりデータ量を消費しないライトユーザーの方は、サブブランドのUQモバイルを選ぶのもありです。
UQモバイルの料金プラン
くりこしプラン+5G | S | M | L |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
自宅セット割適用 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
データ増量 (13ヶ月間無料) | +2GB | +5GB | +5GB |
節約モード (データ超過時) | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
UQモバイルはauと同品質で快適な通信速度で、小容量のくりこしプランSならピタットプランやpovoよりお得です。
また、くりこしプランは名前の通り余ったデータ容量を翌月まで繰越せて、さらに繰り越したデータ容量を優先消費する特徴があります。
毎月3GBでも余る使い方なら、繰り越しデータ量がたっぷりストックできて、時々使い過ぎたとしてもデータ容量を心配する必要はないでしょう。
auからUQモバイルへの乗り換えは簡単にできるので、あまりデータ量を使わないライトユーザーの方は乗り換えも検討してくださいね!
auは新プランが超お得!
今回はauの料金プランについて解説しました。
auはデータ量無制限の使い放題MAXと段階制定額のピタットプランで、ヘビーユーザーからライトユーザーまで幅広くカバーできます。
auの料金プランまとめ
- 使い放題MAX 5G
- 使い放題MAX 4G
- ピタットプラン 4G LTE
- ピタットプラン 5G
- povo 2.0
20GBで足りてauのサポートが不要なら、povoが1番高コスパになります。
一方で新プランの使い放題MAXはデータ量が無制限なことで、家にWi-Fiがない方や外出中もたっぷり使いたい方にぴったりなプランと言えるでしょう。
また、auであまりデータ量を使わないなら、UQモバイルへの乗り換えも一考の価値ありです。
auへのMNPや機種変更を考えている方は、今回の解説を参考に使い方に合ったプランを選んでくださいね!