本記事では、b-mobileの料金プランや特徴・キャンペーンについて解説します。
b-mobileは日本通信が提供する格安SIMで、MVNOとしては最年長のサービスです。
メインプランは1GB単位で使った分だけ払えばいい料金システムなので、毎月使うデータ量が変わる方にぴったりです。
b-mobileのポイント
- 1GB1,078円〜
- 1GB使う毎に+220円
- 毎月使うデータ量が変わる方におすすめ！
- 通信速度は結構快適
- プリペイドSIMがあるから経費にしやすい
- 5Gには未対応
OCN モバイル ONEb-mobileの特徴
b-mobileには、次の特徴があります。
b-mobileの特徴
- ずっと続いている老舗格安SIMなので安心
- 通信速度は快適という声が多い
ずっと続いている老舗格安SIMなので安心
b-mobileは格安SIMの先駆けとして登場し、現在もずっとサービスが続いている超老舗です。
現在も格安SIM事業者は数多く存在しますが、DMMモバイルやLINEモバイルなど、これまでいくつものサービスが終了してきました。
いくつものサービスが淘汰される中、ずっとサービスが続いているb-mobileは、それだけ信用できる格安SIMと言えるでしょう。
乗り換えたら長く継続利用したい方にとって、老舗の安心感は魅力的なポイントではないでしょうか。
通信速度は快適という声が多い
格安SIMを初めて検討している方の多くは、「速度が遅くないか」と心配するのではないでしょうか。
しかし、b-mobileは比較的速度が安定して速く、口コミを見ても快適に使えている方ばかりです。
もちろん計測する場所・時間帯によって速度は変わりますが、他の格安SIMと比べても決して遅いということはありません。
格安SIMにしても速度を犠牲にしたくない方も、b-mobileは前向きに検討していいでしょう。
b-mobileの料金プラン
続いてb-mobileの料金プランをチェックしていきましょう。
b-mobileは「990 JUST FIT SIM」を中心に、数多くのプランが用意されています。
b-mobileの料金プラン
- 990 JUST FIT SIM
- 190PadSIM
- START SIM
- 10GBプリペイドSIM
- b-mobile Biz 30GB
- VISITOR SIM
990 JUST FIT SIM
990 JUST FIT SIMは、1GBから20GBまで使える段階制料金プランです。
1GBの月額料金は割高ですが、2GB以降は1GB毎に220円追加で使えます。
この性質上、データ量消費が毎月変わる使い方にぴったりの格安SIMと言えるでしょう。
| 990 JUST FIT SIM | 月額料金 |
|---|---|
| 1GB | 1,089円 |
| 2GB | 1,309円 |
| 3GB | 1,529円 |
| 〜1GB毎〜 | +220円 |
| 18GB | 4,829円 |
| 19GB | 5,049円 |
| 20GB | 5,269円 |
1GBなら月額1,089円だけで使えますが、他の格安SIMの方が純粋な月額料金としては安くなります。
しかし、990 JUST FIT SIMは220円だけで1GB追加できるので、毎月のデータ量が変わる場合にお得です。
例えば、b-mobileとmineoで7GBを利用する場合を比較すると次の通りです。
| 7GB利用時の比較 | b-mobile | mineo |
|---|---|---|
| 月額基本料金 | 1,089円 (1GB) | 1,518円 (5GB) |
| データ追加料金 | 1,320円 (6GB追加) | 1,100円 (2GB追加) |
| 月額料金 | 2,409円 | 2,618円 |
今回の比較では、mineoは5GBコースを契約し、不足する2GBを追加する運用を想定しています。
mineoのデータ追加は55円/100MBなので、2GB追加すると1,100円かかってしまいます。
5GB契約で2GB追加してしまうと、結果的にb-mobileの方が安く済むことがわかりますね。
上記の例だと、毎月5GB弱の利用ならmineoを使った方がお得です。
逆に月によって使うデータ量が変わるなら、b-mobileの990 JUST FIT SIMを選んだ方がいいでしょう。
通話料金と通話オプションについて
b-mobileの990 JUST FIT SIMでは、専用の「b-mobile電話アプリ」を利用することで、通話料が11円/30秒になります。
| b-mobile通話料 | 料金 |
|---|---|
| アプリを利用する | 11円/30秒 |
| アプリを利用しない | 22円/30秒 |
日本通信が提供する姉妹ブランド「日本通信SIM」なら、専用アプリがなくても通話料は11円/30秒ですが、b-mobileは専用アプリが必要なことに注意しましょう。
また、一般的な通話オプションも一通り用意されていますが、通話オプションの料金はドコモ回線・ソフトバンク回線で若干異なります。
| 通話オプション | ドコモ回線 | ソフトバンク回線 |
|---|---|---|
| 5分かけ放題オプション | 550円 | |
| 留守番電話 | 330円 | 0〜330円 |
| 転送電話 | 0円 | |
| キャッチホン | 220円 | |
| 迷惑電話拒否 | 0円 | 110円 |
190PadSIM
190PadSIMは、データ通信専用の段階定額プランです。
月額209円からなので、サブ端末やセルラーモデルのiPadなど、時々持ち出す端末にぴったりなプランとなっています。
| 190PadSIM | データSIM | SMS付き |
|---|---|---|
| 100MB | 209円 | 352円 |
| 1GB | 528円 | 671円 |
| 3GB | 935円 | 1,078円 |
| 6GB | 1,595円 | 1,738円 |
| 10GB | 2,409円 | 2,552円 |
| 15GB | 3,608円 | 3,751円 |
最低料金は100MBだけですが、LINEのテキストメッセージなら1日約300通、Webサイトなら1ヶ月約200ページ閲覧できます。
また、データ量の上限を3GB・6GB・10GB・15GBに設定できるので、使い過ぎも簡単に防止できます。
余った端末に190PadSIMを入れて子供に持たせるという運用をしてもいいかもしれません。
START SIM
START SIMは、最低利用期間や解約金がないことを売りにしているプランです。
| START SIM | 月額料金 |
|---|---|
| 1.5GB | 1,518円 |
とはいえ、現在は990 JUST FIT SIMも最低利用期間・解約金なしで利用できます。
月額料金も1.5GBとしては少々割高です。
そのため、まずお試しで契約するという方も、初めから990 JUST FIT SIMを選んだ方がいいでしょう。
プリペイドSIM
b-mobileには、月額料金プラン以外にもプリペイドタイプのSIMが用意されています。
どのプリペイドSIMもデータプランのみですが、買い切りなので仕事の経費にもしやすい特徴があります。
| 商品 | 価格 | データ量 | 有効期限 |
|---|---|---|---|
| 10GB プリペイドSIM | 3,850円 | 10GB | 30日間 |
| b-mobile Biz 30GB | 47,300円 | 30GB | 360日間 |
| VISITOR SIM | 2,970円 | 7GB | 21日間 |
| 1,980円 | 5GB | 10日間 |
1ヶ月に満たないプリペイドSIMから、1年間有効なプリペイドSIMまで様々です。
特に「とりあえず短期的に使いたい」という場合なら、プリペイドSIMなら後々の解約手続きを気にすることなく使えるのも大きなメリットになるでしょう。
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b-mobileで使えるスマホ
b-mobileは基本的にドコモ回線ですが、一部のプランはソフトバンク回線も提供しています。
ソフトバンク回線対応プラン
- 990 JUST FIT SIM
- 190PadSIM
- 10GBプリペイドSIM
- b-mobile Biz 30GB
なお、原則としてVoLTE対応
ドコモ・ソフトバンクのスマホはそのまま使える
b-mobileはドコモとソフトバンクの回線を利用しているので、この2つのキャリアが販売したスマホならそのまま利用できます。
ドコモやソフトバンクの端末を利用するなら、端末に合わせて契約する回線を選ぶようにしましょう。
auのスマホはSIMロック解除が必要
auで販売されたスマホは、SIMロック解除をすればb-mobileで利用できます。
iPhoneはauで購入した端末でも、SIMロック解除すればドコモやソフトバンクの周波数にも対応しているので安心です。
一方で、au販売のAndroidはauの周波数に特化したモデルが多く、SIMロック解除してもプラチナバンドが使えません。
必然的に電波が掴みにくくなるので、auスマホを利用するならmineoやUQモバイルなど、au回線が提供されている格安SIMを検討した方がいいでしょう。
SIMフリースマホは対応周波数に注意
SIMフリースマホをb-mobileで利用する際は、必ず端末が対応している周波数をチェックしましょう。
ドコモ回線・ソフトバンク回線で最低限必要な周波数をまとめると次の通りです。
ドコモで必要な周波数
- 5G：n78
- 4G：Band 1、3、19
ソフトバンクで必要な周波数
- 5G：n77、n257
- 4G：Band 1、3、8
上記の周波数に非対応の端末だと、圏外になったり電波が弱かったりと、快適に使えない恐れがあります。
SIMフリースマホはb-mobileでは動作未確認の端末も多いので、自分でしっかり対応状況を確認した上で利用しましょう。
b-mobileのキャンペーン
2022年4月1日現在、b-mobileでキャンペーンは開催されていません。
とはいえ、b-mobileのプランは使い方にぴったり合うなら、他の格安SIMよりお得に運用できるサービスとなっています。
キャンペーンがないから検討しないというのは勿体無い可能性があるので、「自分に合うプランか？」という視点でプランをチェックしてくださいね！
毎月使うデータ量が変わるならb-mobileがぴったり！
今回はb-mobileの特徴や料金プランを解説しました。
b-mobileまとめ
- 1GB1,078円〜
- 1GB使う毎に+220円
- 毎月使うデータ量が変わる方におすすめ！
- 通信速度は結構快適
- プリペイドSIMがあるから経費にしやすい
- 5Gには未対応
b-mobileは毎月使ったデータ量に合わせて料金プランが変わります。
そのため、月によって利用するデータ量が変わるなら、b-mobileがぴったりです。
また、格安SIMの中で最も長く運営されていることもあり、安心感を求める方にも超おすすめ！
残念ながら現在キャンペーンは開催されていませんが、b-mobileのプランが使い方に合っているなら、ぜひ乗り換えてみてください！
